利用規約
本規約は、一般社団法人岐阜レジリエンス推進協議会(以下「当会」といいます。)が提供するサービス(TOTONO-Lの名称で当会が提供しているサービス、以下「本サービス」といいます。)を利用する法人および個人事業主(以下「ユーザー」といいます。)の利用条件を定めるものです。ユーザーは、本規約を十分に理解しこれを承諾したうえで、本サービスを利用するものとします。
第1条   サービスの内容
  • 本サービスとは、クラウド上で運営する次の機能を総称していいます。
    1. 入門、基本、中級、上級コースの事業継続計画(以下「BCP」といいます。)の策定・改訂・発動および閲覧
    2. 文化定着、安否確認、診断改善によるPDCA運用サイクル
    3. B&B災害応援協定ビジネスマッチング(以下「災害応援マッチング」といいます。)およびB&B災害応援協定の保管サービス
    4. わたし登録、わたしの家族登録、会員情報の閲覧、管理者専用等のマイページ
    5. 会員登録、年会費・従量課金、利用登録等ログイン前の手続
    6. 上記 1~5にかかるヒント表示、チャットボット、お問い合わせ
第2条   ユーザー又はその構成員の種類
  • TOTONO-Lを利用できるユーザーは、次の二種類とします。
    1. 無償会員:年会費を負担することなく、本サービスの一部機能を一定期間トライアルとして利用できるユーザーをいいます。
    2. 有償会員:当会定款第5条に該当する会員として、所定の年会費・従量課金を負担し、本サービスのすべての機能を利用できるユーザーをいいます。
  • ユーザーには、次の四種類の構成員が所属します。
    1. 利用者:ユーザーに属する役員・従業員・派遣社員等の個人(下記 2~3を含みます。)をいいます。
    2. 管理者:利用者のうち、ユーザーの機密情報などを扱うことができる役員や管理職員をいい、本サービスのすべての機能を利用することができます。
    3. 内部監査人:利用者のうち、自らが策定したBCPの内部監査を行う担当者をいい、管理者と同等のBCP閲覧権限を有します。内部監査人は管理者が選任・登録します。
    4. 利用者家族:安否確認サービスのみを利用できる利用者の家族をいい、利用者が指定・登録することができます。
第3条   ユーザーとTOTONO-Lの関係
  • 当会は、本規約を遵守することに同意したユーザーに対し、本サービスの利用を許可します。
  • ユーザーが本規約を遵守している間は、当会は原則として本サービスの利用許可を停止または取り消ししません。
  • ユーザーは、利用者が本サービスの利用に際して行なう違法行為など不正に対し、すべての責任を負うものとします。
  • 本規約を改定した場合、TOTONO-Lサイト内で通知します。ユーザーは、本サービスの最新の内容を確認する義務を負うものとします。
第4条   利用者とTOTONO-Lの関係
  • 当会は、ユーザーを通じて本規約に遵守することに同意した利用者に対し、本サービスの利用を許可します。ただし、当会は、ユーザーが利用者との間において行なう本サービスに関わる取決めなどには一切関与せず何らの責任を負わないものとします。
第5条   無償会員
  • 無償会員は、本サービスのうち無償会員規定で定める内容で、一部の機能を一定期間、無償でご利用いただけます。
  • 無償会員は、無償利用期間内に「有償会員」へのユーザー登録手続を行わなければ本サービスの利用許可が終了します。
  • 無償会員が入力したデータは、無償利用期間終了後に自動的に消去され、復活することができないものとします。
  • その他、無償会員は「無償会員規程」に同意して遵守する義務があります。
第6条   有償会員
  • 有償会員は、本サービスのすべての機能を有償でご利用いただけます。
  • 有償会員の有効期間は、毎年10月1日から翌年9月30日まで(ただし、10月2日から同年12月31日までに有償会員となった場合は翌年9月30日まで、1月1日から同年9月29日までに有償会員となった場合は同年9月30日まで)とします。
  • 有償会員の有効期間の終期である9月30日の3営業日前までに、有償会員から本サービス停止の申し出がなされなかったときは、本サービスの有効期間は更に1年間更新され、以後、同様に更新されるものとします。
  • その他、有償会員は「有償会員規程」に同意して遵守する義務があります。
第7条   ユーザー登録および変更手続
  • ユーザー登録手続は、登記簿謄本又は住民基本台帳に記載された正確な情報を入力してください。
  • ユーザー登録手続は、ユーザーとなろうとする者が直接行わなければならず、代理による登録は一切認められません。
  • ユーザーの登録情報に変更が生じた場合は、マイページの情報を更新又は当会所定の方法により、速やかに手続き行なってください。ただし、変更された場合でも、変更前に開始された入力情報が残る場合があります。
  • 登録情報の変更が、ユーザーにより適切になされなかったことによって生じた損害等について、当会では一切の責任を負わないものとします。
第8条   利用規約および本規程への同意
  • ユーザー登録時、利用規約および諸規程への同意確認を行います。
  • 利用規約および諸規定は、ユーザーへの予告なく当会において改定することができます。当該規約または規程を改定した場合、当会はお知らせ欄により周知しますが、これに対する異議等が周知後14日以内にない場合は、ユーザーの同意の意思が継続するものと見做します。
第9条   TOTONO-Lの情報源等
  • 当会は、情報源となる防災知識や外部データとの連携に対し、最新情報の反映を目指します。その情報源は次のとおりです。
    1. 経済産業省中小企業庁発行の中小企業BCP策定運用指針(2006年2月)
    2. 内閣府発行の「事業継続ガイドライン」(2021年4月)
    3. 国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学流域圏科学研究センター 小山真紀准教授
    4. その他
  • 災害応援マッチングは、ユーザー数の充実によりマッチング率向上を目指します。
  • 本サービスの向上と機能充実を目指し、常に新しい技術の開発に取り組むよう努力します。
第10条   TOTONO-Lにおける注意事項
  • BCP策定の未完又はBCP運用・評価・改善・改訂等を怠った場合は、本サービスの効果(BCP発動等、以下同じです。)は得られません。
  • 自社の中核事業の洗い出しおよび災害想定等、策定の精度および的確さによっては、本サービスの効果が期待できない場合があります。
  • BCP発動時、インターネットの接続環境が整っていない場合は、本サービスの効果は得られません。
  • 本サービスは、すべての業種に対応するため用語の読替えを自動で行なう機能を有していますが、業種に適さない不自然な表現となる場合があります。
  • 策定したとおりにBCPが発動できた場合であっても、当会がユーザーの事業継続、財務履行、復旧の効果等を保証するものではありません。
第11条   BCP策定・閲覧機能の利用
  • 管理者はBCP策定にあたり、あらかじめ業種ごとに必要な用語の読み替え登録を行うものとします。
  • 管理者はBCP策定にあたり、真実かつ正確で最新の情報を入力しなければなりません。
  • BCP策定・閲覧機能の主な内容は次の通りとします。
    1. BCP策定:中小企業BCP策定運用指針に基づく入門、基本、中級、上級コースBCPが策定および閲覧できる機能。
    2. ハザードマップ風水害・震度被害想定:次のサイトへのリンクを行う機能。
      • ハザードマップポータルサイト/国土地理院
      • NHK全国ハザードマップ/NHK放送局
      • J-SHIS 地震ハザードステーション/防災科研
      • 火山ハザードマップデータベース/防災科研
      • 都道府県ハザードマップおまとめページ
    3. BCP閲覧:管理者が策定したBCPを利用者が閲覧できる機能。ただし、管理者による閲覧制限ができます。
    4. BCP発動:災害想定ごとにBCPを発動する機能。
第12条   運用サイクル機能の利用
  • 運用サイクル機能の主な内容は次の通りとします。
    1. 文化定着:訓練計画、教育計画等
    2. 安否確認:安否メッセージ、みんなの安否等
    3. 診断改善:経営者等の自己診断、内部監査等
第13条   災害応援マッチング機能の利用
第14条   B&B災害応援協定の保管サービス
  • B&B災害応援協定の保管サービスは、緊急事態発生時に、締結した災害応援協定書の紛失、破損に備えるバックアップ機能です。
  • その具体的な方法は、B&B災害応援協定書保管規程のとおりです。
第15条   ID・パスワードの管理
  • ID・パスワードは、ユーザーおよび利用者が責任をもって使用・保管し、定期的に変更するなど適切な管理を行なってください。
  • ID・パスワードの管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等によって生じた損害に関する責任はユーザーが負うものとし、当会は一切の責任を負いません。また、これにより当会に損害が生じた場合、ユーザーはその損害を賠償するものとします。
第16条   アクセス制限
  • 本サービスは、利用者又は第三者等の不正利用や情報漏えいを防止するため、利用者ごとにアクセス制限を設けています。
  • BCP閲覧機能のアクセス制限設定については管理者が行います。その他のアクセス制限設定は当会が行います。このアクセス制限は、当会が予告なく変更することがあります。
第17条   研究データの無償提供
  • ユーザーは、中級コースBCP策定後、当会および国立大学法人東海国立大学機構岐阜大学との共同研究(BCP標準化に伴う情報収集、官民連携によるBCP策定機能の充実等)による策定データの無償提供にご協力ください。
  • その他、ユーザーは「研究データの無償提供に関する取扱規則」を確認して協力に努めてください。
第18条   コンテンツに関する著作権等
  • ユーザーがTOTONO-Lで入力・回答したコンテンツおよびチャットボット・お問い合わせへの質問・提案したコンテンツによる著作権等は、ユーザーに帰属します。ただし、例示・ヒント・チャットボットのアドバイスに従ってユーザーが入力又は修正・加工したコンテンツを除きます。
  • 「第18条 研究データの無償提供」に同意をいただいた場合、上記ユーザーの著作権等は、当会に使用許可を与えたものと見做します。これは、当会がユーザーのコンテンツに二次的な修正(他のコンテンツと組み合わせた新たなコンテンツの作成またはコンテンツの翻訳等)を加えて新たなコンテンツを作成することを含みます。
  • コンテンツの使用目的は次の通りとします。
    1. 本サービスによる他のユーザーのBCP策定機能を高めるため。
    2. 自動化システムやアルゴリズムを使用しユーザーのコンテンツを分析するため。
    3. 本サービスによるBCP策定・運用情報を収集しその評価基準を定めるため。
  • ユーザーが、このコンテンツを本サービスから削除したとき、すでにTOTONO-Lが当該コンテンツを公開していた場合は、ユーザーがそのコンテンツの使用中止を求めない限り、当会は継続して使用できるものとします。
第19条   禁止事項
  • ユーザーは、本サービスの利用にあたり、次の行為を禁止します。
    1. 法令に違反する行為、犯罪行為、公序良俗に反する行為
    2. 政治活動、宗教活動、またはそれらにつながる行為
    3. 当会又は他のユーザーの著作権等の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利を侵害する行為
    4. 当会又は他のユーザーを誹謗中傷し、名誉又は信用を傷つける行為
    5. 当会又は他のユーザーに対する詐欺又は脅迫行為
    6. 当会又は他のユーザーに対するユーザーに関わる宣伝、広告、勧誘、又は営業行為
    7. TOTONO-Lに掲載されている情報をもとに、本サービスを通さずに会員同士で取引をする行為
    8. パスワードを第三者に貸与・譲渡・転売すること、又は第三者と共用する行為
    9. 本サービスの目的に沿わない営利目的のために使用する行為
    10. 第三者になりすまして、当会又は他のユーザーに情報等を送信する行為
    11. 本サービスのネットワーク又はシステム等に過度な負荷をかける行為
    12. 他のユーザーが、本サービスを利用することを妨げる行為
    13. 当会の運営を妨害し、または、妨害するおそれのある行為
    14. その他、当会が不適切と判断した行為
第20条   損害賠償等
  • ユーザーが前条の禁止事項に違反し、当会に対して損害を与えた場合ユーザーは当会の損害を賠償するものとします。
  • ユーザーが前条の禁止事項に違反するおそれがある行為を確認した場合、当会は当該ユーザーに対し、是正措置を講じるよう請求できるものとし、ユーザーはこれに従わなければなりません。
  • ユーザーが未成年者の場合、親権者等法定代理人の同意を得たうえでのみ本サービスを利用することができます。親権者等法定代理人は当該未成年ユーザーが負うべき責を連帯して負うものとします。
第21条   会員資格および本サービス利用許諾の取り消し
  • ユーザーが、次のいずれかに該当すると当会が判断した場合、当会は何らの催告なく本サービスの利用許諾を取り消すことができます。
    1. 提供された登録事項の全部又は一部に虚偽があると判断した場合。
    2. 過去に、当会によって本サービスの利用登録を取り消された会員である場合。
    3. ユーザーの役員又は従業員等が、暴対法2条2号に定める反社会勢力である場合又は暴力団に資金提供を行っている組織および暴力団を活用している組織であると判断した場合。
    4. 本規約又は「第19条 禁止事項」の1つに違反した場合。
    5. その他、当会が登録を適当でないと判断した場合。
  • 取り消し決定をした場合でも、当該ユーザーから当会が受領した年会費、従量課金は一切返戻しません。
  • 第1項にかかわらず、当会は、事前に通知することなく直ちに本サービスの利用許諾を停止し、会員地位の取消し等当会が必要と判断する措置を行えるものとします。
  • 上記の場合、当会は、ユーザーから問い合わせを受けた場合でも、停止や取消の理由を説明する義務を負わないものとします。
第22条   自動更新手続
  • 当会は、毎年8月末までに、ユーザーに対して自動更新手続を行うことを通知します。
  • ユーザーは、毎年有効期間の終期である9月30日の3営業日前までにTOTONO-Lサイト上で退会予告手続を行わない限り、1年間、有償会員の地位が自動的に更新されるものとし、以後も同様とします。
第23条   退会および本サービスの利用終了
  • 会員が本サービスの利用終了を希望する場合は、毎年有効期間の終期である9月30日の3営業日前までにTOTONO-Lサイト上で退会予告手続を行なう必要があります。それ以降に手続した場合は、次年度の年会費が全額発生します。
  • 有効期間の途中で退会予告された場合、会員から受領した年会費、従量課金は一切返戻いたしません。ただし、第6条に定める有効期間内(毎年9月末日)はTOTONO-Lサイトが利用できるものとします。
  • 会員は有効期間内をもって、本サービスの利用が自動的に終了します。終了後は、会員が入力したデータはすべて消去され、本サービスの利用再開時に復活することができないものとします。
  • 会員は退会予告手続を行った場合でも、有効期間内は自由に「脱退予告手続」の取り消しを行なうことができます。
第24条   サービスの変更・終了・停止等
  • 当会の都合により、本サービスの内容を変更し、または提供を終了することができます。
  • 当会は、次のいずれかに該当する場合には、ユーザーに事前に通知することなく、本サービスの全部または一部の提供を停止、中断することができるものとします。
    1. 本サービスに係るコンピューター、システムの点検又は保守作業を緊急的に行なう必要がある場合
    2. 本サービスに係るコンピューター、通信回線等が事故により停止した場合
    3. 地震、落雷、火災、風水害、停電、天災地変などの不可抗力により本サービスの運営ができなくなった場合
    4. 電気通信事業者等が電気通信サービスを中止した場合
    5. その他、当会が停止又は中断を必要と判断した場合
第25条   個人情報の保護
  • 当会は、個人情報保護法に基づき、個人情報を適切に取り扱うものとします。
  • その具体的な方法は、当会の「個人情報保護方針」「個人情報の取り扱いについて」「Cookieとアクセスログについて」のとおりです。
第26条   免責事項
  • 当会は、損害賠償責任の免責に関し、次の通り定めるものとします。
    1. 当会は、本サービスにより配信される情報の内容等について、その完全性、正確性、確実性、有用性等についていかなる保証も行ないません。
    2. 当会は、ユーザーが使用する通信回線、ソフトウェア、ハードウェアなどのパフォーマンスの低下、障害、不正アクセスなどにより、本サービスの中断・遅延・中止等によって生じた損害に対し一切の責任を負わないものとします。
    3. 当会は、本サービスに関連して送る電子メールおよびWebコンテンツに対し、コンピューターウィルス等の有害なものが含まれていないことを保証できないものとします。
    4. 当会は、予期しないクラッキング等の行為によって第三者に個人情報を略取された場合、当会はそれによって生じるユーザーの損害等に対して何ら責任を負わないものとします。
    5. 当会は、ユーザー同士のやり取りにより発生した紛争に対し一切の責任を負わないものとします。
    6. 当会は、ユーザーが本サービスを使用、もしくは使用しなかったことに起因するいかなる損害や損失に対して一切の責任を負わないものとします。
    7. 当会は、ユーザーが本規約に違反し又は当会が「第24条 サービスの変更・終了・停止等」に基づいて行った措置によって、ユーザーに損害が生じた場合であっても一切の責任を負わないものとします。
第27条   専属的合意管轄裁判所
  • ユーザーおよび当会は、本サービス等に関する一切の紛争(裁判所の調停手続きを含む)について、岐阜地方裁判所及び岐阜簡易裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とすることに合意するものとします。
第28条   準拠法
  • 本規約および付属規程に関する準拠法は、日本法とします。
付則
  • 本規約および付属規程の改廃は、当会の総会において行います。
    1. 制定:2022年12月8日(総会)